2010年3月30日 (火)

漫画★テルマエ・ロマエ

こんにちは。yaccoです。
ブログを更新しつつ、ショッピングに出かけたり、知人と会ったり
銀行などの雑用を済ませたり、なんだかんだと時間を使っております。

え?部屋の片付けとか整理整頓?冬物衣料などの整理?
そういうのは自慢じゃありませんけど、ほとんどやってませんね~
少しは片付けしましたが。
通常の土日でもやれると思うと他のことをしたほうがいいんじゃない?
などと変な理屈をつけてはまた先延ばし・・
(人はこれを “ぐうたら” という)

さて、今回は漫画本についてです。

「テルマエ・ロマエ」の漫画がちょっとした話題になっていたので
読んでみました。

面白かったですね~。
「マンガ大賞2010」の大賞に選ばれただけあるような気がしました。

まさに「風呂マンガ」でした。
バカバカしいようでもあるけれども、日本の風呂を客観的に見て
みたり、古代ローマの知られざる世界も垣間見れるような、なんとも
“芸術的バカバカしさ”とでもいいましょうか、そんなマンガです。

   「テルマエ・ロマエ」 ヤマザキマリ(エンターブレイン発行)

    P1000653_2

 

古代ローマの設計技師のルシウスが、ひょんなことからなぜか
現代日本の風呂場にタイムスリップ(ワープ)してしまうという変な
設定。

タイムスリップするものの、ほんの一時的であり、すぐにもとの古代
ローマに戻るんですが、それが何度か同じ現象を繰り返します。

タイムスリップ先での日本の風呂でルシウスはひどくカルチャー
ショックを受け、古代ローマに戻った際、日本の風呂事情を
ローマの浴場に反映させようと熱心に取り組みローマの風呂文化
が進化するというストーリーです。

面白いのは、ルシウスのリアクションと突然風呂場に現れた
ルシウスに驚きながらも「外人さん、大丈夫かい?」とあれこれと
親切にふるまう老人たちの反応が面白いですね。

それにルシウスは現代日本の風呂場(銭湯だったり温泉だったり
ある個人宅の浴室だったり)に突如現れるのですが、初めて見る
日本人に「顔が平たい・・」と印象を持ち、それ以来ルシウスは
この得体のしれない民族を「平たい顔族」と勝手に名づけたりして
古代ローマ人が現代日本とのギャップに驚く姿が可笑しいです。

またルシウスはワープ先が日本だとか現代だとかまるでわかって
いないし、ルシウスのラテン語と日本人の日本語とのやりとりが
まったくかみ合わず、日本人が何を言っているのかルシウスは
分からないので勝手に憶測するあたりもナイスでした。

ルシウスが日本の風呂文化に真面目に驚く様子が笑えます。
入浴スタイルだけでなく風呂周りのアイテム・グッズ(フルーツ牛乳、
一枚鏡、シャワー、浴槽のふた、シャンプーハット、あかすりタオル、
ゆかた、温泉玉子などなど)にもびっくりしていて、その驚き具合に
こちらまで驚いてしまうぐらいです。

    P1000655

ある老人宅の風呂場にワープしてシャワーや風呂用スリッパに
驚くルシウスです↑
家庭用の狭い浴槽を初めてみたルシウスは「棺型風呂」と
呼んでいました。 

    P1000654

おじいちゃんがシャンプーハットをしてみせたところ、「冠」と
勘違いし、老人を「平たい顔族の族長」なのかと驚くあたり
マックスバカバカしーでした(笑)

「風呂」のテーマだけでストーリーを続けるのは難しいでしょうけど
(もともと定期連載用のマンガではなかったらしい)なんだか続きが
気になります。

「風呂マンガ」って私も周りのメディアも勝手に位置づけているけども、
テーマが「風呂」に限定されているのかというと、そうとは限らない
かもしれません。
作者の意図はどうなんでしょうね。
ヤマザキマリさんのブログにはそこらへんにちょっと触れられて
いたようですが。

ちなみに、ヤマザキマリさんのブログはこちら↓

        ヤマザキマリ・Somos em Portugal

 

それにしてもこのルシウス、俳優の阿部寛が演じたら面白いかも。

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※どうでもいいですが、この記事で記事数1100になりました
 これからもボチボチやっていきます♪

 

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2010年3月24日 (水)

感想123

こんにちは。yaccoです。
昨日も一日雨でしたが、今日も雨です。

今回は「ザ・ベストハウス123」の番組にかこつけて
「感想123」バージョンで書いてみたいと思います。

でも「面白かったベスト3」とかいう意味ではなく、単に
最近読んだ・最近見たもの、についての感想を3つ上げるという
だけのものなのであしからず。

【1】ザ・ベストハウス123(フジテレビ番組)

この番組は最近、路線やネタが変わって来ていませんかね?
「世界びっくり仰天ニュース」や「アンビリーバボー」や「世界まるみえ」
的なエピソードネタが多くなったように思います。
感動エピソードや九死に一生エピソード、衝撃or奇跡エピソードetc。
こちらの方がネタが豊富なのでしょうか?
一つのネタで時間稼ぎができるからでしょうか?
視聴率がいいからでしょうか?

以前は、世界のハイテクロボットのベスト3や、世界の珍昆虫ベスト3
とか、美しい最新花火ベスト3とか、綺麗なウミウシベスト3、
ものすごい服ベスト3など、あまり見ることのない世界の珍しいものや
珍しい映像まだ知られていない最新技術などをベスト3で紹介していた
時の方が私は面白いと思っていたんですけどね。

以下のサイトで「過去のBEST3」でバックナンバーを見ると
昔は面白いネタを取り扱ってましたね。
ネタ不足でしょうかね。

 → ザ・ベストハウス123

こんなのがあったら見たいんですけど↓。

びっくり整形術123とか、恐怖のダイエット123とか、
信じられないゴミ屋敷123とか、あり得ないキモイ食べ物123とか
ほんとに出来たドラえもんグッズ123とか。

エピソードネタは悪くはないけど、アンビリーバボーなど他の
類似番組と区別がつかないし、ベストハウス123番組らしさが
薄れたような気がします。

ま、いいんですけどね。

【2】食堂かたつむり(小説:ポプラ文庫、著:小川糸)

柴咲コウの同名映画は見ていないのですが、小説を読みました。
さらーっとあっという間に読んでしまいました。
優しくゆるゆるとやわらかい感じで読みやすい印象はありました。

内容的には、ちょっと淡々と美しすぎるな、という感じでした。
まごころとか心を込めてとか、優しさがあふれているのだけど
あまのじゃくの私にはどこか「出来すぎている・・」「綺麗過ぎる」
と思っちゃったりして。

レストランなどの飲食店でアルバイトや料理の修行をしていたと
いうものの、若い倫子がそこまでプロフェッショナルな料理の腕と
食材への知識やこだわりを持ち、またエルメスの解体作業という
初めての一大作業を手際よくスムーズに行い、血のソーセージを
作るなど、現実味があまりないといえばないような。
倫子の若さで店を立上げ経営すること(大変さが見えない)、
いろんな料理を作るのだけど失敗例などがなく常に完璧に
作りこなせていて、倫子はいろいろと不運を背負い声も出せず
苦労してきているらしいけどもその苦労や大変さがあまり見えて
こなかったですね。

ストーリーを軽くゆるく切なく美しい仕上がりにするためには、あまり
ドロドロとした部分は足をひっぱる演出になりかねないからだった
かもしれません。

おかんの存在が繊細でやわらしい倫子と対照的に描かれていた
ぐらいでしょうか。

とにかく、ゆるくやさしくふんわりとした綺麗な仕上がりに重きを
おいたのでしょうね。

ただ、「食」に対する考えや「食材」には全て命が宿っている、という
食を大事にする感性は、倫子の料理を通して、私をはじめ読者に
伝わったのでないかと思います。

この小説が「綺麗すぎる」と感じたのは、今まで角田光代さんや
重松清さんなどの小説を読んでいたからでしょうかね。
角田さんや重松さんの小説は心理描写がすごくリアルですから。
彼らは、人々が常日頃抱いている、表には見せない弱さや愚かさや
醜さやかっこ悪さや苦しみをリアルにそしてクールに描き、そして
最後に小さな希望の光を差し込ませ、前向きな明るい気持ちにさせる、
そういった身近なドラマを題材にしていることが多いような気がします。

その点、食堂かたつむりは非日常的なファンタジーっぽさがあります。
作家さんや作品によって手法や路線がいろいろなんだなーと改めて
思いました。

小川糸さんの作品はまだこれしか知りませんが、もしかしたら
吉本ばななさんのようなイメージかもしれません。

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【3】未定です

感想123、と記事のタイトルにしたものの、前置きでもそう
書いたものの、3つ目が思い浮かびません。(-д-;)ナニソレ?

テレビ番組の「しゃべくり007」の感想は前回書いたし・・

あ、浅野いにおさんの漫画「おやすみプンプン」の6巻が
知らない間に出ていました。
これは読んでいないので感想はまだないです。
(我輩は猫なので名前はまだない、みたいな?)

まあ、何か思いついたらその時書くということで。
(タイトルと一部相違がありすみません)

なんだかしょぼかったわね。

♪~( ̄ε ̄;)気にしない~ ワカチコ。

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2010年3月14日 (日)

HappyBirthday 駿ちゃん

こんにちは。yaccoです。

今日はある男の子の誕生日です。
その男の子は浅井駿太郎くんです。
2001年3月14日にこの世に誕生しました。

命としては4歳9ヶ月という短い命でしたが、駿太郎君の
存在は今もまだこの世に生きているのだなーとあらためて
思ったのでした。

2007年のこの時期に、駿太郎君のこと、駿太郎君の本のこと
についてブログで書きました。

 → 過去記事:私にできること(本の紹介)

駿太郎君の本は以下です。

 「駿ちゃんがくれた宝物」 田迎保育園:編 熊日出版:発行

 

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ウェルドニッヒ・ホフマン病という難病を抱えて生まれた駿ちゃんの
生まれてからの様子や保育園で他の子供たちや保育士たちと
交流した集団生活の様子、お母さんとお父さんのそれぞれの
駿太郎君に対する思いを綴られた本です。

短い命だったけども、ご両親をはじめたくさんの人々からたくさんの
愛情を受けて生きた生涯は密度の濃いものだったのではないかと
思います。

それと同時に、それだけのたくさんの人からの支援と愛情をもらった
背景には、ご両親の並々ならぬ努力と精神力があったものと
思われます。

努力と精神力を支えたものはやはり「わが子への愛」だったの
でしょう。

以下の作文コンクールには、駿ちゃんのお母さんが駿ちゃんに
伝えたい気持ちを、文章という形に綴って入賞されました。
ご両親の心が「言葉」を借りて思いを綴った、心に響く作文です。
涙が出ました。

   まごころメッセージ@くまもと 入賞作品「心の中に」  

 

ポカポカと暖かくなってくる春のこの季節、駿太郎君が
もっとポカポカにしてくれているのかもしれませんね。

駿太郎君はあんぱんまんが大好きでした。
みんなから愛されるあんぱんまんは駿太郎君そのものですね。

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よかったら皆さんも駿太郎君の本、読んでみませんか?

  →通販サイト

  →TSUTAYA通販サイト

 

        「駿ちゃんがくれた宝物」の一部より↓ 

      P1000633_2

  

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      P1000637

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2009年7月20日 (月)

雨の日にTSUTAYA

こんばんは。

今日は雨でした。
梅雨は明けたのかなと思いきや雨の一日でした。

TSUTAYAに行きました。

入ってすぐのコミックコーナーの特設コーナーに
井上雄彦さんのコーナーがありました。
特に新刊というのはないけども、「スラムダンク」や
「あれから10日後完全版」「SWICHI」などがディスプレイ
されていました。

そしてその隣のコーナーには、私が最近好きになった漫画家さん
浅野いにおさんのコーナーもあり、ちょっと嬉しくなりました。
浅野いにおさんの「おやすみプンプン」の新刊である5巻が
出ていました。

おやすみプンプンも不思議なマンガで、展開が面白いとか
そういうのではないけども、非現実的な姿の主人公が
現実的な青春な日常を送る感じでとにかく不思議です。

エッセイ&コミックエッセイコーナーには、「くるねこ4」が
出ていました。早いですね。

「おやすみプンプン5」「くるねこ4」、どちらも買おうかな~
と心は揺らいだものの、とりあえず今日はなんとなく
買うのをやめました。

あとはレンタルコーナー(音楽、DVD)をウロウロしました。

GReeeeNも好調だけど、木村カエラのアルバムも好調
みたいですね。

私は今回「ハナレグミ」を探してみました。
ありましたよ。ちょっと目立たないところでしたが。
じっくり聞いてみようかと思います。
彼の歌声は、透明感のあるちょっとハスキーな暖かい
声質で、スピッツやスガシカオなんかとちょっと似ているなー
という印象でした。(曲調は違いますが)

今日は大きな出来事も印象的なシーンもなく
まったりとした一日でした。

 

今読んでいる本は、コミックは「マスターキートン」です。
友人から借りて読んでいます。

小説は重松清さんの「その日の前に」。
涙腺が弱くなったのか、最近この手の物語に涙がついつい
出てしまいます。

彼の作品は温かさと切なさであふれています。
読む機会があったらどうぞ。

  

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2009年3月22日 (日)

浅野いにおさんの漫画

本というジャンルにもいろいろあって、その中の漫画といっても
世の中には無数の漫画があってたくさんの漫画家さんがいて、
私は漫画は好きだけどそれほどたくさんの漫画を読んでいるわけ
でもないし、それほどたくさんの漫画家さんを知っているわけではない。

それほど豊富な漫画読歴があるわけでもないけども、私の中で
最近新たに発見した、ちょっと気になる漫画家さん。

「浅野いにお」さんの漫画。

本屋の漫画コーナーをなんとなくぶらぶら見て周っているときに
いつものように直感的に目が留まった漫画。

ぱらぱらとめくってみたら私が好きな感じの絵だった。
何がどう好きなのかっていうのは説明しにくいけども、少女漫画
や女性向け漫画っぽくもないけど男性もののようなワイルドさとか
ハードさや濃さもない。

その漫画の印象は、繊細で現代的で物憂げでゆるくてリアルな
感じ。

浅野いにおさんの作品(コミック)は、主に以下。

「世界の終わりと夜明け前」
「ひかりのまち」 (サンデーGX)
「素晴らしい世界」 (サンデーGX)1,2巻
「ソラニン」 (ヤングサンデー)1,2巻
「おやすみプンプン」(ヤングサンデー→ビックコミックスピリッツ)1,2巻
「虹が原ホログラフ」

「世界の終わりと~」「ひかりのまち」「素晴らしい世界1,2」は
読んだ。

浅野いにおさんの世界に私が抱いたイメージは、

軽いようで重い。

ストーリーは現代社会のさまざまな人たちのありふれた日常で
特に大きなストーリー展開はなく浅いが、いろんな社会問題や
若者の感性を反映している。

生きがいや目標をこの世の中に見出せなかったり、希望がなく
淡々と無気力に怠惰になんとなく生きる若者や、そんな生きにくい
世の中でも何かを見つけようともんもんとゆるく日々を過ごす
現代人を静かに描いている。

狂気の世界や生と死についてもさらりと軽く描いていて
いじめや犯罪などのテーマや社会人の疲労感など
重いテーマの描写も淡々と冷静である。

  

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それでいて、そんな世の中にも小さな喜びや平穏さを見つけて
「まあ、いっかー」と生き方に折り合いをつけている人々の姿も
感じられる。

そんな印象だ。

 

   

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【世界の終わりと夜明け前】-「夜明け前」より一節

人生は そんなに悪いもんじゃゃない。

生きていれば いつかきっと いいことがあるさ。

・・そんなの、ただの気休めかもしれない。

事実、世の中は たくさんの悪意に満ちていると 僕は思う。

けれど、

幸運や 人の優しさも 

君のすぐそばに きっと隠れてるんじゃないだろうか。

少なくとも、朝は誰にでも 平等にやってくるから。

そこで 何を掴むかは 君次第だ。

  

   

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【素晴らしい世界2】-「あおぞら」より一節

あなたやみんなが思っているように、

この世の中は言うほどに 素敵なものではないかもしれない。

でも、見慣れた景色も 空から見ると まるで違って見えるように。

雨が降っても 雲の上には 青空が広がっているように。

あなたがどう捉えるかで 世界の見え方も 変わってくると

思いませんか?

『ああ、なんて素晴らしい世界だ』

嘘でもいいから そう思ってみれば、

昨日よりちょっとは 楽しい気分。

かも、ですよね。

いいこととか悪いこととか。

自分はこんなにすごいことをしたとか。

なんか、そういうんじゃなくて、

ーとにかく

後悔のないように生きて。

それだけです。

  

   

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 Niji     

 

彼の作品(コミック)は、短編連作の読み切りシリーズが多い。
短編作品だが、日常のひとコマひとコマの光景に出てくる
さまざまな人の視点で描かれているものもあり、ある作品の
脇役で登場していた人が別の作品では主人公だったりしている。

そして私が気に入ったのは彼の絵。
美人でもないし、イケメンとかでもないけど、なんとなく共感が
持てるリアルな今どきの人々の風貌。

特に女の子たちが可愛いくてリアルで普通っぽくて
どことなく愛らしいから好きだ。

 

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メガネキャラも多いけど、昔のようなガリベンタイプの
「メガネ」のイメージではなく、今どきのファッション性のある
おしゃれな感じでメガネをかけている登場人物がまた
いかにも普通っぽくていい。 

起承転結とかいうストーリーの大きな山場や見せ場は
少ないから、人によっては物足りないとか好みじゃないと
思うかもしれないけど、なんとなくゆるくて軽い中にも
現代人の行き場のない窮屈感や脱力感やだらだら幸せ感
に共感を得る人も少なくないんじゃないかな。

そんな浅野いにおワールドが 私は好きだと思う。

  

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2009年2月 4日 (水)

飯島愛の本と愛

少し前に本屋でなんとなく目についた飯島愛の本。

PLATONIC SEX (プラトニック・セックス)

(小学館文庫) (文庫)  飯島 愛 (著)

2000年に出版・発売された本だけど、この度「文庫本」で
リニューアル発売され、本屋に並んでいたのを私は手に取った。   

   

    Photo_3

 

私は特に飯島愛ちゃんのファンとかいうわけでもなくて、でも
昨年12月24日に自宅マンションで死亡が確認されて、結局
原因も明らかになっておらず、彼女のことがなんだか気になって
しまった。

この本が最初に世の中に出たのは昔で、この本がそれを語って
いるわけでもないのは分かっていたけど、なんというか、ミーハーな
気持ちというわけでもないけど、この世の中に「飯島愛」という
タレントとして親しまれた女性がいて、この世の中から「飯島愛」
という人間が消えてしまって、彼女の肉体と魂はどこにも
見当たらなくなってしまって。

だから本屋に並んでいた飯島愛の本「PLATONIC SEX」が
彼女自身であるような、彼女自身が「本」という形に姿を変えて
この世に存在しているような、そんな気がして。

彼女のファンでもなかったけど、彼女の存在を確かめるように
彼女の存在が再び忘れ去られないようにここにいるのだと
主張しているかのようにも思え、その内容に興味があるという
よりも、ある意味「形見」のような感覚で買ったのだった。

内容はむしろ興味があるというよりも、きっと単にいやらしいだけ
の暴露本にすぎないような気がして、そんな本を読むこと自体が
ためらわれるようなそんな思いでいた。

読んだら壮絶な半生だった。
この本を彼女自身が全て書いたのかどうかは定かではないけど
そこに出てくる出来事や人生の軌跡はおおむね事実に基づいた
ものであったのだろうと思うと、それはあまりにも普通の人生とは
掛け離れているような現実離れしているような。

どれが普通なのか分からないし、それが本人にとっては普通の
範囲であったのかもしれないし、どれと比べるかにもよるのだろう
けど。

中学生の頃から非行に走り出し、家出を繰り返し厳しかった親を
憎み、恨み、両親に背き、男と金におぼれた生活に走る。

レイプ、援助交際、水商売、中絶、AV女優、タレントへの道のり、
幅広い無数の交友関係と男関係・・
男関係でも、本気で愛した男とそうでない男や嫌々体を預けた
中年男や権力者との関係など、その関係と心理面でも様々。

あまりにも早くから駆け足で過ぎた密度の濃い人生だったから
生きていくためのエネルギーが尽きてしまったのか。

今となっては分からないけど。
彼女が原因不明でこの世から去ってしまっただけに、この本を
読んだ後はなんだかせつなさが残る。

彼女がAV女優を始めたのはお金のため。
AV女優を足がかりにして芸能界デビューをしようと夢見ていた
わけでもなく、莫大な収入を得られる「お金のため」に決意した。

そして、AV女優も長く続けようと思っていたわけでもなく、
淡々と割り切ってやっているうちに、事務所を通じてテレビ番組
への出演話が持ち上がり、軽い気持ちで引き受けたらそのまま
あれよあれよと人気が上昇した。

彼女が芸能界入りに対してなんの羨望も下心もなかったことが
かえって裏表のない無防備であけすけな自然体キャラということで
みんなから好まれたのかもしれない。

彼女のブログ

飯島愛のポルノ・ホスピタル Powered by アメブロ

では、今もコメントが書き込まれ続けている。
今現在で約38,000件以上のコメント数だ。

彼女がどんな人でどんな人間関係や交友関係があったのかは
計り知れないけど、これだけみんなから愛されてたんだなーって
思うとやっぱり彼女の死は残念。

飯島愛の「愛」は、彼女が16歳の頃にカラオケスナックでバイトを
していた頃にお店のママが「みんなから愛される子になるように」
と「愛」と源氏名をつけてもらった、と本には書かれてあった。

ほんとにみんなから愛されていた。

そんな彼女が本当に心から愛した人というのはそれまでの人生で
どれほどいたんだろう。

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2008年11月 2日 (日)

本の観察(追加)

本の観察を書いた前回記事で、「新潮文庫」はガタガタしていて
レベルがよくない、と私が書いていたところ匿名希望さんから
その訳に繋がる情報を教えてもらいました。

ここ↓にその訳につながるヒントがありました。

新潮文庫の本

上のサイトページから該当部分を抜粋しました↓

《新潮文庫の特長》
「本の中に焦げ茶色の紐が入っています。
 専門用語でこの紐をスピンと呼びます。  
 栞の役目を果たして尚且つ落とすことがない優れものです。
 製本の過程でこのスピンを最初にカバーに貼り付けます。
 結果として文庫本の上側を断裁できません。
 このことを天アンカットといいます。
 スピンと天アンカットはそういう関係です。
 因みに、他社文庫は3方断といって上側も断裁している
 文庫本も多々あります。」

    Img_07_2

  

なるほど。

スピン(紐状のしおり)を最初にカバーに貼り付けるから
製本した後にはスピン貼り付け部である上側を裁断できない
というわけですね。

  

    Dscn3206

 

うん、よく見たら確かにカバー裏面に最初スピンを貼り付けて
からページ部分が貼り付けられているようです。
だとすると、ページ部分を貼り付けた後では上面は裁断
できませんよね。 

   

そう思ってみると新潮文庫でも下側はガタガタがなく、
綺麗でした。
ということは製本した後に下側と側面のみ裁断している、
ということになるんでしょうかね。

だから、スピンのない文春文庫とか講談社は上下とも
裁断されていてそろっているのですね~。

スピンという読者への配慮をしているがために上面は
アンカットなのですね。さすが新潮文庫。
(それを知らないで記事を書いた前回は散々ご無礼なことを
 言ってたのに急に新潮文庫のランクを上げる私)

しかも新潮文庫は目にやさしい赤系の用紙を採用していたり
目にやさしい文字体や廃棄処理のことも考慮して今の仕様に
なっているとのこと。

さすがです。

たかが文庫本とはいえ、「本」というものは、中に納める
作家さんの作品だけで作られるものではなく、作品を校正・
編集したり、それを表現するための文字や印刷する用紙、
表紙デザインやサイズや製本、などなど、いろんな人や
いろんな要素が関わり合って「一冊の本」が出来上がって
いるのですね。

私たちが気持ちよく読むためにいろいろな箇所でいろいろな
工夫がなされているのですね。


驚きです。

・・ということは、スピンのない角川文庫は上側も裁断しようと
思えばできるのでしょうけど、裁断していないということは
製造コストを抑えるためなのでしょうか?
細かいところは分からないので推測でしかないのですが。

また同じ出版社でも製本所が複数またがっているけども
出版社の違いで上のガタガタがある・ないというのは
スピンをつける・つけない=上を裁断する・しない、や
単にその出版社の本の「製品仕様」として裁断する・しない
に分かれるからその出版社の仕様(要求)に基づいて
製本所は本を作っているのでしょうな。
これも推測ですが。

前回の単なる疑問よりずいぶんと謎が解けてきたように
思います。
人はこんな私を「勝手に名推定コナン」と呼ぶでしょう。
推定でしかありませんから。はいcatface

それにしても、ある方のコメントのおかげでとても勉強に
なりました。

本についている紐状のしおりも「スピン」と言うんですね。

ためになったね~wink

新潮文庫さん、製本がイマイチだなんて言ってごめんなさいsweat01

 

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2008年11月 1日 (土)

くだらない観察と発見

ここ最近で本を結構読みました。
これらは新刊や古本を自分で買って読んだものです。

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写真右端にあるダニエル・キイスのビリーミリガンの本は
かなり古いですね。
1冊100円で古本屋で買いました。
その昔「24人のビリーミリガン」を読んだので、その続編を
古本屋で見かけたときに読みたくなったのです。

ハードカバータイプは以前よく読んでいたのですが
最近はもっぱら文庫本が多いです。
コンパクトで手軽だし安価なので。
でも最新刊となるとハードカバーになってしまうのですが。
新しい本でも、ひと昔前の古本でも、そのとき読みたいと
思った本を読みます。
なので本屋で新品を買うこともあれば古本屋で買うこともあります。

図書館で借りるということはほとんどないです。
借りる期間が設けられているので、読むのが遅く自由気ままな
私にとっては読み終えるまでの納期があると窮屈に感じて
しまうからです。
でも漫画本を友人に借りることは大いにあります(笑)。

文庫本、小説・エッセイも好きで読みますが、もちろん漫画や
専門書や雑誌やドキュメンタリーも好きです。
本だったら何でもいいのです。

前置きが長くなりましたが・・・

最近読んだ本が散乱しかかっていたので、整理しようと本たちを
集結させたときにあることに気付きました。

本の綺麗さに違いがありそうだということに。

単に汚れてしまったとか古くてぼろぼろになった、ということでは
なくて、製本のレベルに違いがあるように思えたのです。

 

     

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一番上の本は、よしもとばななさんの「TUGUMI」です。
3年前に新品をネットで購入したのですが(正確には人に
購入してもらった)、それ以上に古い本よりもページが
ガタガタで色も急激に黄ばんでしまっています。
(黄ばみは買ったときはなかった)

で、本によって黄ばみぐあいがちがうなーと思ったのが最初で
それからこれらの本を出版社別に層別してみたのです。

本を買うときはもちろん興味のあるテーマだったり好きな作家
さんの作品を選ぶので、「出版社」を意識して文庫本を購入
することはないのだけど、自分が読んだ本を層別してみると
一番多かったのは「新潮文庫」の本でした。

次に多かったのは文春文庫、その次が角川文庫、講談社
といった具合で、その他マイナーなところで
集英社文庫、幻冬舎文庫、光文社文庫、中公文庫でした。

で、製本のレベルを出版社別に比べてみましたよ。

 

■講談社文庫↓

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   Photo_9

古くなった文庫本にちょっとしみなどは点在してますが、
ページの段差やガタもなく綺麗です。

■文春文庫↓

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文春文庫も綺麗です。
特に江國香織さんの「赤い長靴」は結構前に買った本だけど
紙の白さもひときわ白くページも綺麗に揃っています。
たまたまなのでしょうか?

 

■角川文庫↓

   1

  

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角川文庫はちょっとガタガタしています。
文春文庫や講談社文庫に比べるとレベル悪いです

 

■新潮文庫↓

   Photo_11

 

   Photo_12

   Photo_18

 

たまたま一番冊数が多い新潮文庫も角川文庫と同じレベルで
結構ガタがあり製本具合は綺麗じゃありません。
ただ、新潮文庫はしおりがついています
これはサービスの違いですね。
しおりがついているというメリットはあるけども、製本レベルは
イマイチ、
といったところでしょうか。

 

■その他↓
一番上 幻冬舎文庫(LOVESONGS)
真ん中 光文社文庫(トリップ)
一番下 集英社文庫(となり町戦争)

   Photo_13

 

私が唯一たいして面白くなかったと思い不愉快にもなった
「となり町戦争」という本は古本屋で買ったにも関わらず
かなりレベルが高く、紙の色・製本とも綺麗でした。
しかしこの小説はなにやら賞を取っているのだけど私には
難解で心に何も響かなかったなぁ~。どうでもいいけど。

これらの本はなかなか綺麗なものでしたよ。

ガタの度合いをもっとアップで比べてみましょう。
各出版社の代表作品でいざ対決!

■「TUGUMI」:よしもとばなな (中公文庫)↓

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■「ビタミンF」:重松清(新潮文庫)↓

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■「となり町戦争」:三崎亜記(集英社文庫)↓

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■「赤い長靴」:江國香織(文春文庫)↓

   Photo_17

 

《比較結果まとめ》

製本対決:
ランク上★★★ : 講談社・文春・集英社・幻冬舎・光文社

ランク中~下★★ : 角川文庫・新潮文庫

ランク下★   :中公文庫

面白さ対決:
ランク上★★★ :TUGUMI、ビタミンF、手紙、きみの友だち、
           きよしこ、対岸の彼女、閉鎖病棟

ランク下★:となり町戦争

※面白さはたいてい「面白かった」「面白くなかった」の2極に
 分かれるので私の中で「中」ランクは存在しません。

私が持っている本の多さ対決:
1位:新潮文庫
2位:文春文庫
3位:角川文庫
4位:講談社文庫
その他:集英社文庫・幻冬舎文庫・光文社文庫・中公文庫

好きな作家のランキングも書きたいところだけど、まだまだ
偏りがあって満遍なくいろんな作家さんの作品を読んで
客観的に批評できるところまで辿り着いていませんので
ここではまだ書けません。

 

まあ、これは私の独断と偏見です。
自分が持っている本をかき集めた中で比較しただけの
根拠のないランク付けですのであしからず。

古本だと買ったその時点の痛み度合いも多少あるだろうし。
でもページのガタは最初から製本のレベルに差があると
いえるような気がします。

私の中で面白さ的にはランクが低いものに限って本の綺麗さ
ではランクが高く、好きな本は綺麗さランクが低いのはちょっと
残念なのだけど・・

 

紙の黄ばみや変色の進行具合も紙の材質などにも起因
しているのでしょうかね。
良質な紙で印刷・製本していると劣化も少ないのでしょうかね。

ちなみに、出版社はあくまでも出版社であって、製本・印刷は
別会社でやっています。

本の後ろを見ると、同じ出版社文庫でも印刷会社・製本会社の
記述がそれぞれに違います。

例えば新潮社文庫でも、それぞれの本の裏表紙の発行情報を
見ると、

印刷会社:
精興社、東洋印刷、二光印刷、大日本印刷、三晃印刷、錦明印刷
etc

製本所:
植木製本所、加藤製本、憲専堂製本、大進堂、etc

だったりします。

出版社によっても委託している印刷会社や製本会社は
違っているようです。

だから製本のレベルといっても出版社別ではくくれないのだろう
と思うのですが、出版社で本を見比べたらなぜかレベルが
違うのですよね。

となると、この良し悪しはいったい何が違うのでしょうね。

 

・・・どうでもいいですね。はい、どうでもいいです。

本なんて中身が面白ければそれでいいし、ガタがあるないは
そんなに気になりません。
でもお気に入りの本が急激に黄ばんだり痛みやすかったり
するのはなんだか悲しいです。
「TUGUMI」があんなに黄ばんでしまったなんて・・

 

なんだか長くなってしまったけど、この辺でおしまい。
どうでもいい、本の比較でした。
読んでくれてありがとう。

おっ、今日からもう11月ではないですか。
早いですね~。

私の誕生月ですよ。
免許更新は・・・大丈夫大丈夫、まだ来年だから。
前々回、免許更新し忘れて数ヶ月経って気付いてえらく
青ざめたことがあったからね。

皆さんも気をつけましょうね。
(えっ?そんなのは私くらい?)
 

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2008年9月21日 (日)

「モモ」という本

「全ては“聴くこと”から始まる」ということで前回コラムを紹介
していて、その流れで読みかけの本があることを私は
思い出しました。

「モモ」という本です。

「モモ」という本は児童文学書です。

作:ミヒャエル・エンデ  訳:大島かおり
出版:岩波書店
  

      Momo_2

ストーリーは、
イタリア・ローマを思わせるとある街に現れた「時間貯蓄銀行」と
称する灰色の男たちによって人々から時間が盗まれ、みんなが
心に余裕が無くなってしまった中で、貧しいけれど友人の話に
耳を傾け、自分自身をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ少女、
モモの冒険によって、奪われた時間を取り戻すというストーリー

だそう。

忙しさの中で生きることの本質を忘れてしまった人々に対する、
警告的な意味合いも強いようです。

いろいろな興味ある本を次から次に読んだりするので、この
本はまだ読み始めのところで止まってます(;´▽`A``

 

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。
モモは、身寄りのないひとりぼっちの貧しい女の子なんだけど、
誰もが彼女を慕って集まってきます。

 

町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになり
彼女のもとへ行ったあとはすがすがしいくらいに元気になって
戻っていくのです。

それはモモが頭がよくて何を相談されてもいい考えをおしえて
あげたから、とかでもなく、心にしみる言葉を言ってあげた
からでもなく、何についても賢明で正しい判断を下せたから
でもありません。

モモは他の子と変わらない、同じ程度の子供です。
魔法が使えるわけでもないし、呪文や未来を予言する能力が
あるわけでもありません。

小さなモモにできたこと、それは「相手の話を聞く」こと
なのでした。
ほんとうに人の聞くことの出来る人はめったにいません。
そういう意味でモモはすばらしい才能を持っていたのです。

そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。
「時間」とは何かを問う、エンデの名作です。

この、話を聞くことの上手で不思議な少女モモが冒険していく
のですが、あいにく私が読んだ部分はまだ冒険どころか
冒頭”の部分(なんだそりゃ)。

前回記事で紹介したコラムで、相手の話をよく聞くことが
大事というのに関連してこの本の主人公「モモ」を
思い出したのでした。
同時に読みかけだったということも思い出した(≧▽≦)

今は漫画だの小説だの読んでいるから、それが終わったら
「モモ」の続きを読もうかな~。

そういえば、最近読んだ小説では東野圭吾さんの小説
「秘密」も面白かったな。

ちなみに「モモ」という本は児童文学書なのだけど、
なぜ私が児童書である「モモ」を読もうと思ったのか
興味をもった理由、それは更に次回でお話したいと思います。

なんだかシリーズで続くね・・(笑)

************************************************ 

★バドミントン関連情報の続きです。

バドミントン・ヨネックス・オープン・ジャパン第5日
(20日、東京体育館)女子複準決勝で、北京五輪4位入賞の
「スエマエ」末綱聡子(27)、前田美順(22)=NEC・SKY=は
中国人ペアに15-21、16-21で敗れました。

男子も含め、決勝進出はなりませんでしたが、よく頑張ってくれたと
思います。
お疲れ様でした~shine

スポーツニュースの見出しも“スエマエ”のフレーズがあちこちで
見られ注目度も上がりましたね。

でも本人たちは“スエマエ”と呼ばれるのはどちらかというと
あまり好まないみたいですが、周りになんと呼ばれようと
どう言われようと、流されず「自分は自分」というスタンスで
今後もプレーをしていってほしいと思ってますconfident

読売ONLINE:
スエマエ準決勝敗退、日本勢は姿消す 

スポーツ報知:
スエマエ決勝進出ならず

サンスポ:
“スエマエ”効果で株価上昇

スエマエら日本勢が敗退

 

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2008年1月16日 (水)

最近読んだ本 ~きよしこ~

今日は本の話をひとつ。

重松清さんの作品(小説)

「きよしこ」より (一部抜粋)

*********************************************

誰かに何かを伝えたいときは、そのひとに抱きついてから
話せばいいんだ。
抱きつくのが恥ずかしかったら、手をつなぐだけでいいから。

抱きついて話せるときもあれば、話せないときもあると思うけど、
でも、抱きついたり手をつないだりしていれば、伝えることは
できるんだ。
それが、君の本当に伝えたいことだったら・・・伝わるよ、きっと。

君はだめになんかなっていない。ひとりぼっちじゃない。
ひとりぼっちの人なんて、世の中には誰もいない。
抱きつきたい相手や手をつなぎたい相手はどこかに必ずいるし、
抱きしめてくれるひとや手をつなぎ返してくれるひとも、

こののどこかに、絶対にいるんだ

*********************************************

これは、吃音(どもり)の少年を主人公とした少年のお話。

上の言葉は少年の心の友達であるきよしこがある夜ふっと
少年の前に訪れて言った言葉。

うまくしゃべることは出来ないけども、言いたいことの半分も
言えなくてもどかしいけど、きよしこからそんな風に言われ
少年は気持ちが軽くなる。
そして翌朝朝食の支度をしている母親に後ろから抱きつき
言いたかったことを伝える。

「ごめんなさい」 と。

  

この本は、吃音であった重松清さん本人の少年時代の話が
ベースになっていると推察される。

重松氏に、同じ吃音に悩む息子を持つ母親から手紙が
寄せられ、そこには
「自分の息子に励ましの手紙を書いてやってほしい」
と書かれていた。

だけど、重松氏は手紙を書かなかった。

そのかわりに彼は短いお話を何編か書いて一冊の本にした。
「個人的なお話」ということで、自分と同じ吃音の少年に
手紙に代わるお話を書いた。

それは、励ましや教訓や支えや慰め、癒しなど、そういう
大それたものとしてではなく、「ただそばにいる」というための
そういう本(話)だ。

その少年のそばに、誰かのそばに置いてもらえることを願って
重松氏はお話を書いている。

数編のお話は、温かく優しく切ない話だったけども、最初に
紹介したきよしこの言葉が印象に残り、同時に安心感を得る。

そして、その本に託した重松氏の思いも伝わってくる。

小説や文芸書は、ストーリーや展開の面白さと発想、その話の
構成(登場人物や各章)や、文章の比喩方法などの表現力や
技術力などによって評価されるのだろうけど、書き手の一番
伝えたいものがどれだけストレートに読み手に伝わるか、心に
響くか
、いうことも大事なことなんだなーとこの本を読んで思った。

この本は、きっと読者の反応を意識したものでも、ストーリーを
面白くして読者を喜ばせようとしたものでもなく、ただ一人の
少年のために、他の不特定多数の誰かのために「伝えたい」
「いつもそばに置いてもらえたら」という作者の願いが込められた
本なのだなぁ、と私は感じた。

たくさんの痛みと優しさと辛さを経験しているからこそ
淡々としていながらもどこか優しい文章を書き出せるのかも
しれない。

人それぞれで受け止め方も考え方も違うし、好きなジャンルや
好きな作家も人それぞれで違うから、本の感想や評価も
もちろん人それぞれ。

私はきっと単純なのだろうし、単純な言い回ししかできないけど
私はこの本、好き。

 

     Photo_3

 

  

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