« 中堅クラスの壁 | トップページ | あいさつを考えてみる »

2013年4月26日 (金)

見届け人 おしごとウーマン

こんにちは。yaccoです。

今週は本当に激動の一週間でした。

私が所属する部署が他県の工場に事務所移転する、ということが
昨年の夏に決まり、その方針に従い、秋には同じ部署の
半分以上の仲間が他県に移転・転居したり早期退職で辞めたりして
更に今年2月には残りの一部が移動して、最後まで残ったのは
私のいる課と隣の課の計10名だけになってしまいました。

私は転勤できないことを昨年の面接のときに伝えていました。

残留してもこの状況だから異動先となる職場がないかもしれない、
とのことだったので、転勤できないのであればやはり辞めるしか
ないのか・・?と、かなり悩んで迷って、結局辞める決断すらも
できないまま、いちかばちかで、職場異動もやむなしという覚悟で
今のこの勤務地に残留することを決めました。

今の部署の最後の部隊である私の課がいつまでも
ここに残れたらいいのに、、って何度も思ったし同僚の
Tちゃんといつも

「転勤したり離れ離れになったりしたくないね、、(ノ_・、) 」

と、しんみりしながら話していたけども、いよいよその日が
来てしまいました。

3月半ば過ぎに、残りの課が5月1日から他県に移動、
それをもって今の部署はここから撤収する、ということが正式に
決まりました。

それが決まってからがもう大変でした。

特に他県に転勤する人たちが。
既に転勤していった人たちも大変だったのでしょうけど
正式に内示があってから辞令・赴任日までが実質1か月しか
なく、アパート探しも他県のため何度も足を運ぶこともできず
会社のルールもいろいろあって、転任休暇が適用できる範囲とか
アパート探しでの出張は1回だけ、とか、個人的な手続きと
会社に対する手続きと、事務所の片づけや引き継ぎなど
本当に最終部隊は大変でした。

私は転勤できないということで、後任として別工場の技術者を
上司が交渉してひっぱってきたりで、拠点の異動による波紋は
そういうところにも広がりました。

私は私で仕事の引き継ぎや片づけをやりました。

数週間前から少しずつ皆仕事や事務所やプライベートの
身辺整理を始め、キャビネットや解析用の設備や顕微鏡も
机も椅子ももっていくので分類してラベルを作って張り付けたり
その下準備に追われていました。

これまでの移動は、個人もしくはその課のみの移動だったので
自分の課の荷物や個人の荷物を移転先に送ればそれで
済んだのですが(個人の引っ越しの負担は皆同じですが)、
今回は最終部隊ということで、事務所の備品のファイルや
キャビネットや設備関連一式まで移動させないといけなくて、
また、先に移動した人たちの分のサンプルや不要物もまとめて
廃棄処置したのでまさに「後始末」という感じです。

ファイルや備品や個人の物品を入れたダンボール150箱以上、
事務用キャビネット20以上、さらに机+椅子のセット10セット強、
打合せ用椅子やテーブル、解析設備+テーブル+椅子、備品、
工具、何もかも事務所から運び出したのが昨日(木曜日)。

その前日までには机の中やキャビネの中身も全部だして
梱包して、引き出しを空にして識別用のラベルを張り付けて、
そんなこんなで今週は別れの悲しみや寂しさに浸っている
場合ではなく、それどころじゃないー!急げ急げ間に合わん!

┌|*゚o゚|┘┌|*゚o゚|┘┌|*゚o゚|┘ウホウホ

って感じで本当にバタバタでした。

昨日は梱包したダンボールやキャビネットを搬出するのと
大量に出た大型廃棄物の処理だけ、ということで
立ち合い・手伝い含めて出社したのは6人。

他のメンバーは自分の引っ越しもあったのでそちらを
優先して、Tちゃんやトトロ君は水曜日が最終出社日となりました。

私は最後まで今の部署の一員としてお手伝いをしたいと
思い、頑張って搬出や廃棄処理の手伝いをしました。

搬出関係のロジスティクス、運送業者の人たちが大人数で
ぞろぞろとフロアに入ってきたときはなんだか、いよいよだなと
いう感じでした。

搬出と廃棄処理だけ、とはいえ、予想以上に時間がかかり
やっぱりこれだけのものを持っていくのは並大抵のことじゃ
ないなーと思いました。

広く空いたスペースに長年蓄積されたたくさんのほこりや
いつのものか分からないごみが落ちていたのを掃除機で
吸い取り、別室にある実験室も空っぽになった後に
掃除機をかけ、それまであった机の跡やキャビネットの跡は
目立たなくなり、広いがらんとしたスペースだけがそこには
ありました。

そして4時前には何もかもが終わり、広いフロアの
一部、私たちがいたブロックがすっかりからっぽな
状態になり、隣の部署は何事もなかったかのように
淡々とデスクワークを続けていて、すっからかんになった
フロアの一部を見ていると、本当に

「あー、、ここでのうちの部署の歴史は今日でピリオドか」

と感慨深いものがありました。

他県でリニューアルする、私が入社してからずっと所属した部署。

長く仕事をさせてもらったこのフロア、この部署のここの拠点での
最後の一部始終を見届けることができてよかった。

慌ただしすぎて何を考えるでもなく搬出や掃除のことに
集中していたのに、搬出も掃除もほぼ終え落ち着きが
戻ってくると、見届けることができてよかったと思うと同時に
ふとなんだか空しさがこみ上げてきました。

今まで転勤や退職や異動とかで、たくさんの人がこの部署を
去ってゆくのを私は見送る立場でした。

いったいどれだけ多くの人を見送ってきたかと思うくらい
たくさんの人たちを見送りました。

見送るとき毎回

「自分がこの部署を去る時って想像つかないな。
 いったいどんな風なんだろう」

って思っていたけど、まさかこんな形で長く在籍した部署を
去ることになるとは思ってもおらず、「私が去る」というより
やはり「部が去る」「一緒に仕事をしたチームメイトがここを去る」
のを見届ける立場で終わりました。

こんだけ汗水流して働いて、自分がこの部の一員としての
最終日がこれ、って・・。

なんだかちょっぴり寂しいけど・・。

でも

これが私の終わり方。私らしいじゃないの。

お別れ会もやってもらったし遠いところから来てくれた人もいた。

 

忙しくて慌ただしくて何が何だか分からないぐらいの方が
悲しみに包まれなくていい。
涙もそんなに流さなくていい。
ドライにあっけなく終わる方がいい。
みんなそれどころじゃないのはわかっているから。

私はやるだけのことをこの部署でやった。
最後の片づけは頑張った。

だからそれでいい。

余計なことは考えない。期待しない。求めない。

変にイジイジメソメソするより、最後までやることやって頑張ったって胸はれる方が断然カッコイイ。

 

空しさもこみ上げてきたけど、こんな状況だし自分も仕事を
抜けることで課の人たちや関係者に迷惑をかけるし、
これでいいんだ、と自分の沈みかけた気持ちをひっぱりあげた。

朝から騒々しく慌ただしかった一連の引っ越し作業が
ほぼ終わるころ、フロア一帯が元の静けさと落ち着きを取り戻し
驚くほどのビフォーアフター劇。

でも最後の最後まで、運搬業者の人たちが最後の物品を
運び出されるのを見届けることができ、がらんとなった
スペースに確かに私たちがいて仕事をしていたんだという
証を感じることができ、私はただただその空いたところを
いつまでも眺めていました。

私は4月末のぎりぎりまで今の職場で仕事をさせて
もらいました。

上司の配慮で、今の部署とは違うけれども、今までの
スキルをそのまま使える解析専門の部署へ導いてくれました。

今までのような雰囲気で仕事を出来るわけじゃないけど、
事務所も人も仕事もがらりと変わるわけだけど、きっと
これも何かの縁。

行った先にもいいことがあると信じて、いい方向に向かうのか
悪い方向に向かうのかは自分次第であるといいきかせて
ポジティブに頑張っていきたいと思います。

本当にお世話になった人たちに感謝しています。

直接会って感謝の気持ちを言えなかったけども、またいつか
会える時があると思って頑張ります。

私がずーっと仕事をしてきた部署、居心地の良かった部署、
みんなと笑いあったり協力し合ったりして仕事をしてきた部署の
事務所の引っ越しに立ち会うことができてよかったです。

他のみんなは自分の引っ越しもあるからきっと大変だろうな・・

くれぐれも怪我やアクシデントなどなく無事に引っ越しが
終わりますように。

|

« 中堅クラスの壁 | トップページ | あいさつを考えてみる »

コメント

最後までお疲れ様でした。バタバタしている姿が目に浮かびます。精一杯がんばりましたよね~。職場は離れても、今まで培った人間関係は続きますよ。これからも一人じゃないよ。つらい時は、前の仲間に社内メール出来るもん。GW明けは新しい職場で新規一転頑張ってください。たまには、仕事帰りに立ち寄って下さいな。待ってます(^^)/
私も就活頑張ります。

投稿: おばちゃんnao | 2013年4月27日 (土) 16時56分

naoさんへ

こんにちは!返事が遅くなってすみません。

最後の片づけは本当に大変でした。
大きなものから小さなこざこざまで、手続きや物の移動など大掛かりでした。
特にうちの課長は最後の引っ越し部隊の総指揮を任されていたので自分の引っ越しも含めて大変だったろうなーと思います。
その他県外に転勤する人たちも、自分たちの引っ越しもあったので疲れただろうと思います。
私も新しい職場で慣れないことばかりだろうけど、少しでもまた誰かの役に立てるように頑張りたいです。

また仕事帰りに近況報告でもしますね♪
naoさんも就活頑張ってくださいね!

投稿: yacco | 2013年4月30日 (火) 08時12分

本当にお疲れ様でした。私もその場に立ち会いたかった…って、もう会社の人間では無いので立ち入りは無理ですが(;^_^A 想像して、ちょっと涙が出てしまいました。
私もそこにいたんですよね。皆と一緒に笑いながら仕事をしていたんだなぁ。懐かしい。

最後の様子を教えてくれて有難う。

投稿: うめ | 2013年5月 1日 (水) 23時45分

こんにちは。ご無沙汰しているうちに5月になってしまいました。お疲れ様でした!!個人の引っ越しも大変ですが、会社となるとまたまた大変…ゴールデンウィークは少しゆっくりできるのかしら?
新しい活躍の場が出来たと思って皆さまには頑張っていただきたいです。お身体に気をつけて下さいね。良いことがたくさんありますように!!

投稿: オスカー | 2013年5月 2日 (木) 10時13分

うめちゃんへ

こんにちは!返事が遅くなってごめんなさい。
ほんとにね、確かにそこにいて私たちが笑っていたんだよね。
お茶休憩もほんと楽しかった。
景気が悪い中でもちょっとした面白いことや光景を共有してね。
今でも実感ないけど、私もあそこのフロアは立ち入ることはほとんどないんだよなーって思うよ。
あの頃が一番楽しかったよ。
だからといってこれからのことがダメとかではないはずだし、そう思うか思わないかは自分次第なので、頑張って新しいところにもなじめるようになりたいな。
うめちゃんも自分のペースで無理なくぼちぼちやろうね♪

投稿: yacco | 2013年5月 6日 (月) 10時26分

オスカーさんへ

こんにちは!ご無沙汰してます♪
GWはどうでしたか?
私はのんびり過ごせました。
遠出はほとんどしなかったですが、天気がよかっただけでも気分よく過ごせました。

事務所の他県への引っ越しは本当に大変でした・・
住まいも変わる人たちはもっと大変だっただろうと思います。
これも社会人の宿命といいますか、会社の方針には従わなくてはならず、自分がどうあがいても無力であって。
割り切って別の道を探すか従うかのどちらかしかないんですよね。
でもそうやって分かることもあるし、新たな出会いもあるし、すべてを悪い方にとらえたらそれまでだけど、そんな不本意な状況も受け入れることもまた新たな第一歩なのかもしれないですね。

頑張ります~(^_^)/

投稿: yacco | 2013年5月 6日 (月) 10時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/139811/51384119

この記事へのトラックバック一覧です: 見届け人 おしごとウーマン:

« 中堅クラスの壁 | トップページ | あいさつを考えてみる »