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2010年10月16日 (土)

父の遺作とスリッパ

こんにちは。yaccoです。
しつこいようですが、また父に関するものをここに記します。

父の木工で作ったものたちです。

木工を行う2階建ての小屋の2階(物置きと称して結局は
カラオケするような集いの部屋になっていた)に、父が作った
作品を母が並べていました。

私もこれまで見たりはしてましたが、あらためて父の作品が
並んでいるのを見て、それぞれに父の魂が込められているような
そんな気がしました。

もっと木工をしている父に話しかけたり作品のことを聞いたり
しておけばよかったなーと思う今では後の祭り。

ワッショイ♪ └( ̄- ̄└)) ((┘ ̄- ̄)┘ワッショイ♪

これら↓は父が特に力を入れて入念に作っていた力作&秀作の
ものです。

   1p10009652

 

  それぞれの自慢作品を見てやってください。

              まずはコレ↓ 

   2p1000949

これが何を入れるものなのかはちょっと定かではありません。
母は知っていると思いますが。
でもかすかな記憶をたどると、たしか「短冊入れ」とか聞いたような。

 

   3p10009502

俳句や短歌などをつらつらと短冊に書き記してこの木箱に入れたら
なんだか趣きがあるような気がします。

木目がとても美しいです。気の素材はなんでしょうかね。
素人なので木を見分けることができないです。
木を見分けることができたら、利き酒ならぬ「利き木(ききき)」
なんですね~ どうでもいいですか?

 

              次はコレ↓ 

   4p1000955

 

  これも木目が綺麗です。仕上げも綺麗にされています。
  色あいがとても優しく木目の柔らしい光沢も素敵です。

   5p1000956

 

 これも何かの入れ物、小物入れなのかもしれませんが、用途は
 分からずじまい・・・(ハガキ入れ?でしょうか??)

 

              お次はコレ↓    

   6p1000957_2

    これは印鑑ケース?みたいです。

    ふたをあけると、このようになっています↓

   7p1000958

 

  この内側の部分が取り出せるようになっていて、裏をみると
  真ん中の棒が底面に貫通しているんですよね。

   8p1000960

  

   で、この棒がポイントで、この内箱を外箱に入れたときに
  すーーーーぅっと静かに底面に沈み降りていくようなしかけに
  なっているんですよね。
  この下降具合が絶妙なんです。
  穴と棒との精度がよくないとスムーズには下降しないので
  これは出来はいいんではないかと素人の私には思えました。

   

                次はコレ↓

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   中の小さい入れ物は、おそらく茶筒でしょうか。
   その小さな木の入れ物が二つ入る、これもまた木目の綺麗な
   赤みのある木箱です。

  

   10p1000937

  

   これとは別の茶筒のようなものもあります。
   赤みのある茶系のものと、木目の美しい黄色系のもの↓

 

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  ふたと本体の閉まり具合がとてもスムーズで、がたもなく
  くるいのない出来栄えといった感じでしょうか。
  

   12p1000944

  

 

                次はコレ↓

   13p1000952

 

   たぶん筆入れ&印鑑入れのような気がします。
   ダークブラウンの落ち着いた色調と模様をあしらったデザインが
   上品だと思います。

   14p1000954

 

        まだまだ続きますよ。  次はコレ↓

   15p1000946

   これは父の自信作のようで「からくり箱」らしいです。
   この作品で父は賞をいただき、伝統工芸館に展示されていた
   時もありました。
   からくり箱ついての父の直筆の説明書きもついています。

   16p1000948

 

             次は大物です↓

    172p1000968

 テーブルは厚みもあって重厚な感じがします。
 あとは右端の方に見えるのがティッシュケース&ゴミ箱、
 中央にあるのもティッシュケースです。
 うちにも色違いがあります。
 足でよく蹴っ飛ばしてしまって痛かったりもするんですが(笑)

 

           次も別の大物テーブル↓

   17dscn3053

   これもまた一枚ものの木で出来ています。
   さっきのよりこちらのテーブルの方がなんとなく上等な感じが
   します。
   そんな立派なテーブルに殺虫剤やヤカンや雑巾やアジ塩などを
   無秩序に平気でごちゃごちゃ置くのは母のしわざです。
   以前も、スポーツ大会でもらった立派な優勝カップに植木鉢を
   入れてましたからね。母はとんでもない人です。

     証拠写真:優勝カップ植木鉢になる、の巻↓

       Dscn32581
    

   なんだかそれちゃいましたが、気を取り直して。

             次はイスです↓

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   ペアのイスです。あともう2脚あります。
   トランプのハート、ダイヤ、スペード、クローバーの形を
   それぞれのイスの背もたれの部分に抜き取ってあります。
   単独でも使え、二つつなげてベンチのようにも使えます。
   このイスを見ていると仲むつまじい母と父そのものに見えて
   きます。

            次はちっちゃいイス↓

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  うちにもこれがありますが、今は高いところのものを取る時の
  踏み台代わりとなって重宝しています。
  軽くて丈夫なので本当に役にたってます。

      まだ続きますよ。次はコレ↓

   20dscn3041

   

   まさにこれが踏み台ですね。ダークブラウンの色が綺麗です。

  

   そんな踏み台ですが、これもまた母のしわざでこんな風に
   なっちゃってます↓

 

 

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   踏み台の一段目の狭いところにミシンを乗っけているのは
   ダレデスカ??

   それはお母さんです。

   踏み台の一番上と、足元にあるのは木のおもちゃです。
   積み木&パズルブロックのようになっていて、これを綺麗に
   積み重ねることができるとトラックの形になります。
   ちょっとした知育玩具といった感じでしょうか。

  

  

   あと私が家に持っている父からもらった茶筒です↓

  

  P1010034    

   

   
   緑茶が好きな私は夏以外は熱いお湯を急須に注いで
   緑茶よく飲んでいます。
   おはぎ、まんじゅう、ふかし芋、漬物(奈良漬や味噌漬け、
   たくあんなど)、油料理、ようかん、などに特によく合うん
   ですよね~
   食後のコーヒーもいいけど、食後の渋めの濃いお茶も
   後口もすっきりして美味しいです。

   子供の頃から緑茶は好きだったので、今もこの急須と
   茶筒と湯のみは私の必須アイテムです。
   (あと常時湯沸しポットね)

   また話がそれましたが・・
   

   作品はまだまだあるのですが、とりあえずここでは上等な
   ものを見繕って紹介しました。

  
   ちょっとした工房が出来ていたかもしれないですね。
   ナントカ工房というように「工房」というフレーズは今どきで
   実家(田舎)の近くにも、パンや陶芸、そば、かずら細工
   など「工房」とついた看板があちこちにあります。
   木工細工の工房をつくっていたらにぎわったでしょうかね。
   でも父は無償で人にあげることに喜びを感じていたので
   値段をつけて売るということはできなかったかもしれないです。   

   あとは父にからむ写真です。

     

      21p1000975

    コレ↑はこれまでにもらった優勝カップやトロフィー、
    上位入賞したときのメダル類です。
    父の指導で母も腕をあげ、夫婦で賞をとっていたようです。

    こんな風に何かに秀でているのは羨ましいです。
    私なんて表彰されることも賞をとることもないスーパー凡人
    ですからね。自慢にもなりませんが。
    
    

     あとは、父が木工に没頭していた作業場です↓  

   22p1000981

   とても雑然としてますが、ここで父は上に紹介したものや
  さまざまな木の小物や作品を作っていました。

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        24p1000990

   

   

   25p1000986

  

  いろんな道具や設備を購入して本格的に木工を楽しんでいた
  のはここの作業場を見ても分かります。
  お金も相当使っていたかもしれないです。

    

   26p1000984_2

  

      そしてこんなものが作業場の真ん中にあるのに
      気づきました↓

 

   27p1000989

 

  父が使っていたスリッパです。

  たぶん長く使っていたスリッパのかかとの部分が外れて
  しまったので、ボンドか何かで接着してクリップで挟んで
  固定したまま乾かしていたのだろうなと思います。

  スリッパはまた使えるように元通りになったのに、それを
  使うはずの父は元に戻らず逝ってしまったことを思うと、なんだか
  ちょっとせつなくなりました。

  そんな修理しかけのスリッパを見ていると、今にも父がドアを
  開けて入ってきそうなそんな気がします。

  父が使っていた作業場は今もそのままです。

  ここだけは時間がずっと止まっていてほしい場所です。

    

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長くなりましたね。読んでくれてありがとうございました。

  

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コメント

すばらしい作品ですね!
この道ひとすじの職人さんが作られたかのような
作品の数々、写真を見てるだけでも
丁寧に作られたことが伝わってきます。
お父さんの作業場もなんだか本格的!!

ミシンを置いた踏み台の写真が
イイ感じです~(*^.^*)
優勝カップに植木鉢も!!
お母さんのセンスに脱帽です。

投稿: pangasuki55 | 2010年10月16日 (土) 22時58分

pangasuki55さんへ

こんにちは。ありがとう。
作業場となった小屋も村の大工さんと一緒に作ったらしいです。
職人みたいな技は私にはとうていできません。
自分だったら妥協してしまうし、いい加減な性格なので。
きっと母の適当な性格を受け継いでいるのかも。

でも手作りのものって本当に味わいがあるよね。
作り手も作っている過程がまた楽しいし、出来た時の喜びもひとしおだったりで。
panさんもいろんなものを作ったりしてるからすごいな~って思います。
でも創造するのって楽しいよね♪

投稿: yacco | 2010年10月17日 (日) 13時16分

お父さん、これはもはや素人の仕事ではありませんね。スゴイです。私の身内には木工が得意な者がいないので想像できていませんでしたが、作品の数々を見て大変驚きました@-@
作業場も○○工房って付けれそうなくらい本格的!スゴイです!

それにしても何だかお父さんとお母さん、二人の間にはとってもゆったりした時間が流れていたんでしょうね。お父さんからするとお母さんのその天性の何とも言えない
センスが面白かったんではないでしょうね。優勝カップに鉢植えがINしているのは初めて見ました。そしてミシン・・
あの不安定な位置に見事におさまっている
姿が私は気にいりました。

最後にお父さんのスリッパ。。
本当にお父さんがひょいっと戻ってきそう
ですね。たくさんこうやって自慢の作品を
皆さんに紹介してもらってお父さんも喜ばれていると思います^^

投稿: うめ | 2010年10月18日 (月) 00時14分

うめちゃんへ

ありがとう。私も木工は詳しくないけど、普通のティッシュケースなんかはまぁ誰でも頑張ればそこそこ出来るかもなぁーと思うけど、筆入れや印鑑ケースなんかはやはり職人技のように思えるよ。

父のおっとりとして温厚な性格にはうちの母のすっとこどっこいな感性がよかったのかもしれないね。
それにしてもあのミシンのポジションは私も好きだなあー(笑)

投稿: yacco | 2010年10月19日 (火) 23時25分

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