« 格言 | トップページ | 本の観察(追加) »

2008年11月 1日 (土)

くだらない観察と発見

ここ最近で本を結構読みました。
これらは新刊や古本を自分で買って読んだものです。

   Dscn3176

   Dscn3149

   Dscn3150  

写真右端にあるダニエル・キイスのビリーミリガンの本は
かなり古いですね。
1冊100円で古本屋で買いました。
その昔「24人のビリーミリガン」を読んだので、その続編を
古本屋で見かけたときに読みたくなったのです。

ハードカバータイプは以前よく読んでいたのですが
最近はもっぱら文庫本が多いです。
コンパクトで手軽だし安価なので。
でも最新刊となるとハードカバーになってしまうのですが。
新しい本でも、ひと昔前の古本でも、そのとき読みたいと
思った本を読みます。
なので本屋で新品を買うこともあれば古本屋で買うこともあります。

図書館で借りるということはほとんどないです。
借りる期間が設けられているので、読むのが遅く自由気ままな
私にとっては読み終えるまでの納期があると窮屈に感じて
しまうからです。
でも漫画本を友人に借りることは大いにあります(笑)。

文庫本、小説・エッセイも好きで読みますが、もちろん漫画や
専門書や雑誌やドキュメンタリーも好きです。
本だったら何でもいいのです。

前置きが長くなりましたが・・・

最近読んだ本が散乱しかかっていたので、整理しようと本たちを
集結させたときにあることに気付きました。

本の綺麗さに違いがありそうだということに。

単に汚れてしまったとか古くてぼろぼろになった、ということでは
なくて、製本のレベルに違いがあるように思えたのです。

 

     

   Photo_5

 

一番上の本は、よしもとばななさんの「TUGUMI」です。
3年前に新品をネットで購入したのですが(正確には人に
購入してもらった)、それ以上に古い本よりもページが
ガタガタで色も急激に黄ばんでしまっています。
(黄ばみは買ったときはなかった)

で、本によって黄ばみぐあいがちがうなーと思ったのが最初で
それからこれらの本を出版社別に層別してみたのです。

本を買うときはもちろん興味のあるテーマだったり好きな作家
さんの作品を選ぶので、「出版社」を意識して文庫本を購入
することはないのだけど、自分が読んだ本を層別してみると
一番多かったのは「新潮文庫」の本でした。

次に多かったのは文春文庫、その次が角川文庫、講談社
といった具合で、その他マイナーなところで
集英社文庫、幻冬舎文庫、光文社文庫、中公文庫でした。

で、製本のレベルを出版社別に比べてみましたよ。

 

■講談社文庫↓

   Photo_6  

   Photo_9

古くなった文庫本にちょっとしみなどは点在してますが、
ページの段差やガタもなく綺麗です。

■文春文庫↓

   Photo_8

   Dscn3148

   Photo_7

 

文春文庫も綺麗です。
特に江國香織さんの「赤い長靴」は結構前に買った本だけど
紙の白さもひときわ白くページも綺麗に揃っています。
たまたまなのでしょうか?

 

■角川文庫↓

   1

  

   Photo_10

 

角川文庫はちょっとガタガタしています。
文春文庫や講談社文庫に比べるとレベル悪いです

 

■新潮文庫↓

   Photo_11

 

   Photo_12

   Photo_18

 

たまたま一番冊数が多い新潮文庫も角川文庫と同じレベルで
結構ガタがあり製本具合は綺麗じゃありません。
ただ、新潮文庫はしおりがついています
これはサービスの違いですね。
しおりがついているというメリットはあるけども、製本レベルは
イマイチ、
といったところでしょうか。

 

■その他↓
一番上 幻冬舎文庫(LOVESONGS)
真ん中 光文社文庫(トリップ)
一番下 集英社文庫(となり町戦争)

   Photo_13

 

私が唯一たいして面白くなかったと思い不愉快にもなった
「となり町戦争」という本は古本屋で買ったにも関わらず
かなりレベルが高く、紙の色・製本とも綺麗でした。
しかしこの小説はなにやら賞を取っているのだけど私には
難解で心に何も響かなかったなぁ~。どうでもいいけど。

これらの本はなかなか綺麗なものでしたよ。

ガタの度合いをもっとアップで比べてみましょう。
各出版社の代表作品でいざ対決!

■「TUGUMI」:よしもとばなな (中公文庫)↓

   Photo_14

 

■「ビタミンF」:重松清(新潮文庫)↓

   Photo_15

 

■「となり町戦争」:三崎亜記(集英社文庫)↓

   Photo_16

 

■「赤い長靴」:江國香織(文春文庫)↓

   Photo_17

 

《比較結果まとめ》

製本対決:
ランク上★★★ : 講談社・文春・集英社・幻冬舎・光文社

ランク中~下★★ : 角川文庫・新潮文庫

ランク下★   :中公文庫

面白さ対決:
ランク上★★★ :TUGUMI、ビタミンF、手紙、きみの友だち、
           きよしこ、対岸の彼女、閉鎖病棟

ランク下★:となり町戦争

※面白さはたいてい「面白かった」「面白くなかった」の2極に
 分かれるので私の中で「中」ランクは存在しません。

私が持っている本の多さ対決:
1位:新潮文庫
2位:文春文庫
3位:角川文庫
4位:講談社文庫
その他:集英社文庫・幻冬舎文庫・光文社文庫・中公文庫

好きな作家のランキングも書きたいところだけど、まだまだ
偏りがあって満遍なくいろんな作家さんの作品を読んで
客観的に批評できるところまで辿り着いていませんので
ここではまだ書けません。

 

まあ、これは私の独断と偏見です。
自分が持っている本をかき集めた中で比較しただけの
根拠のないランク付けですのであしからず。

古本だと買ったその時点の痛み度合いも多少あるだろうし。
でもページのガタは最初から製本のレベルに差があると
いえるような気がします。

私の中で面白さ的にはランクが低いものに限って本の綺麗さ
ではランクが高く、好きな本は綺麗さランクが低いのはちょっと
残念なのだけど・・

 

紙の黄ばみや変色の進行具合も紙の材質などにも起因
しているのでしょうかね。
良質な紙で印刷・製本していると劣化も少ないのでしょうかね。

ちなみに、出版社はあくまでも出版社であって、製本・印刷は
別会社でやっています。

本の後ろを見ると、同じ出版社文庫でも印刷会社・製本会社の
記述がそれぞれに違います。

例えば新潮社文庫でも、それぞれの本の裏表紙の発行情報を
見ると、

印刷会社:
精興社、東洋印刷、二光印刷、大日本印刷、三晃印刷、錦明印刷
etc

製本所:
植木製本所、加藤製本、憲専堂製本、大進堂、etc

だったりします。

出版社によっても委託している印刷会社や製本会社は
違っているようです。

だから製本のレベルといっても出版社別ではくくれないのだろう
と思うのですが、出版社で本を見比べたらなぜかレベルが
違うのですよね。

となると、この良し悪しはいったい何が違うのでしょうね。

 

・・・どうでもいいですね。はい、どうでもいいです。

本なんて中身が面白ければそれでいいし、ガタがあるないは
そんなに気になりません。
でもお気に入りの本が急激に黄ばんだり痛みやすかったり
するのはなんだか悲しいです。
「TUGUMI」があんなに黄ばんでしまったなんて・・

 

なんだか長くなってしまったけど、この辺でおしまい。
どうでもいい、本の比較でした。
読んでくれてありがとう。

おっ、今日からもう11月ではないですか。
早いですね~。

私の誕生月ですよ。
免許更新は・・・大丈夫大丈夫、まだ来年だから。
前々回、免許更新し忘れて数ヶ月経って気付いてえらく
青ざめたことがあったからね。

皆さんも気をつけましょうね。
(えっ?そんなのは私くらい?)
 

 ←よかったらクリックをお願いします

  

|

« 格言 | トップページ | 本の観察(追加) »

コメント

詳しくは知りませんけど、新潮文庫はスピンをつけるために、あえてガタガタにしてるらしいですよ(下の6番参照)。
http://www.shinchosha.co.jp/bunko/about/

投稿: 匿名希望 | 2008年11月 1日 (土) 12時42分

こんにちは!
たくさん本を読んでいますね。ボクは近頃、のんびり気ままに一冊を読んでいることが多いです。文庫もたまに買いますが、やはり新刊が圧倒的に多いかもしれません。購入時からカバーをつけっぱなしなので、新品同様のまま放置されています。保存状態が同じでも、メーカーによってだいぶ違ってくるんですね。

投稿: ワールダー | 2008年11月 1日 (土) 18時32分

メーカーによってこんなに製本に違いがあるなんて思ってもみませんでした。面白い発見でしたね。さて私がもっている本で一番多いのはなんだろう?と思って見てみたんですが。。結構バラバラでして^^;
古本屋に売ったり、図書館で借りて読んだりが増えたせいか手持ちの本が意外に少ないことに気がつきました。

投稿: うめ | 2008年11月 1日 (土) 22時51分

《匿名希望さんへ》
貴重な情報をありがとうございました!
見ました見ました。
ガタガタになっているわけがわかりました。
読者のことを考慮したサービスの裏返しだったのですね。
そう思うと新潮文庫のランクがアップしましたよ。
勉強になりました。
知らなかったときよりも知識が広がりました。ありがとうございました。

《ワールダーさんへ》
こんにちは!本を読むときはほんとに(あら、シャレになってる)のんびり気ままにって感じよね。
ワールダーさんは映画鑑賞してブログにレビュー書いてその他のプライベートでもいろいろとあって(これはいつもの推測)本まで読んだりして毎度の事ながらすごいな~って思うよ。
やっぱり新刊にはひかれるものがあるよね。
本屋で新刊がずらーって並べられているのを見るだけでワクワクするものね。
用紙の変色度合いはやっぱり紙の質にもよるような気がするな。
何にしてもモノは大事にしたいよね。

《うめちゃんへ》
うめちゃんもいろいろと本を読んでいそうだよね。
図書館も結構利用していると言っていたね。
たしかに無数の本をお金をかけずに読む手段としては図書館は大いに利用価値はあるよね。
本も再利用というか、読まなくなった本は古本屋に売って自分がまた読みたい本を買ったり借りたりして読んで、そういうサイクルは便利だし無駄もなくていいよね。
お気に入りの本さえ手元にあればいい、って思うものね。
最近は文庫本や古本が安いのでついつい衝動買いしてしまっていつの間にかたまってしまった、って感じよ。


投稿: yacco | 2008年11月 2日 (日) 09時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/139811/24916918

この記事へのトラックバック一覧です: くだらない観察と発見:

« 格言 | トップページ | 本の観察(追加) »